タイルは塗装不要。守るべきは「目地・防水・下地」
トヨタホームのタイル外壁は耐久性が高く、塗り替えは基本的に不要です。ただし、鉄骨ユニット構造ならではの陸屋根・バルコニー防水や、タイルの目地は経年で劣化します。「タイルだから安心」の落とし穴を、豊川市の塗装専門店が整理しました。
1. トヨタホームのタイル外壁の特徴
トヨタホームは、鉄骨ユニット構造、高耐久のタイル外壁、そして陸屋根やバルコニーのある住宅が多いのが特徴です。タイル自体は紫外線に強く、色あせもほとんど起こりません。
ここで知っておきたいのが、防水性能を担っているのはタイルそのものではなく、目地と防水層だということです。タイルが丈夫でも、タイルとタイルのあいだの目地(シーリング)や、屋上・バルコニーの防水層が傷むと、そこから雨水が入り込みます。同じくタイル外壁のセキスイハイムや一条工務店でも、目地と防水が要になるのは共通です(磁器タイル外壁でも塗装は必要?/ハイドロテクトタイルは塗装不要?)。
図1|タイル住宅で守るべきは「タイル以外」
点検したいのは、①タイルの目地、②屋上防水、③バルコニー防水、④窓まわりの防水。トヨタホームは陸屋根・バルコニー住宅が多いため、外壁の目地に加えて防水部も要チェックです。
2. 豊川市の気候とタイル住宅の関係
豊川市は夏の強い紫外線、高温多湿、台風の影響を受けやすい土地です。こうした環境では、シーリングの硬化、目地の割れ、防水層の劣化が進みやすくなります。タイル本体は無事に見えても、目地や防水から雨水が侵入し、内部で被害が進むことがあります。タイルの見た目がきれいなために、目地や防水の傷みに気づきにくいのが注意点です。
3. タイル住宅で必要なメンテナンス項目
トヨタホームのタイル住宅で、築10〜15年前後に点検・手入れを考えたいのは、主に次の3つです。
① シーリング(目地)の打ち替え
タイルの目地は、10〜15年ほどで劣化します。既存の上から重ねる「増し打ち」ではなく、古い材料を撤去して詰め直す「全面打ち替え」が望ましいケースが多くなります。下の劣化した材料が残ると、そこから再び切れやすいためです(シーリングとは?その役割)。
図2|目地は「打ち替え」で詰め直す
目地の打ち替えは、劣化した古い材料を撤去してから新しく詰め直す工程です。上から重ねるだけの「増し打ち」より手間はかかりますが、防水性が長持ちします。
② 屋上・バルコニーの防水
トヨタホームは陸屋根・バルコニーのある住宅が多く、これらの防水層やトップコートは10〜15年を目安に再施工が必要になります。防水は雨漏りに直結する部分です(屋上防水のポイント)。
③ タイルの浮き・剥離の点検
地震や経年で、タイルの一部が浮いたり剥がれたりすることがあります。これは見た目では分かりにくく、専門業者が壁を軽く叩いて音で確認する「打診調査」などで点検します。高所の作業になるため、専門業者に任せる部分です。
タイルは塗装不要ですが、雨漏りの原因はほとんどが目地と防水です。特に豊川市は湿気が多いので、早めの点検が大切です。一軒、一軒が作品なんです。
── 株式会社吉田塗装店 三代目代表 吉田一彦
4. 放置するとどうなるか
目地や防水の傷みを放っておくと、タイルが無事でも、次のように被害が広がっていくことがあります。
- 目地や窓まわり、バルコニーから雨水が侵入する
- 壁の内側で下地が湿気を含み、腐食が進む
- 室内のクロス(壁紙)が浮く・はがれる
- 傷みが広がるほど、補修の範囲と費用が大きくなる
「タイルだから安心」と思っていた方ほど、目地や防水の点検が後回しになりがちです。ご自身でできる範囲の確認は自分でできる外壁の劣化チェックも参考にしてください(高所は必ず専門業者へ)。
5. よくある質問
タイルは本当に塗装しなくてよいのですか?
目地は何年くらいもちますか?
費用の相場はどのくらいですか?
工期はどのくらいですか?
バルコニーの防水は必要ですか?
タイルの浮きは直せますか?
保証はどうなりますか?
足場は必要ですか?
雨漏りしてからでも間に合いますか?
まず何をすればよいですか?
豊川市でトヨタホームのタイル住宅にお住まいの方へ
「タイルだから大丈夫と思っていた」という方こそ、目地と防水の点検を。屋上やバルコニーに上がらず、ドローン診断で状態を確認できます。まずはお気軽にご相談ください。
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