塗料の名前で選ぶ時代は、そろそろ終わりかもしれません。いや、終わっているでしょう。
こんにちは。創業昭和30年。吉田塗装店の代表吉田です。
外壁塗装を考える時、つい目が行くのが塗料の名前です。
有名メーカーかどうか。高耐久かどうか。無機かフッ素か。
たしかに、それらは判断材料の一つです。
ですが、実際の工事では、塗料の名前以上に大事なものがあります。
それが、その施工店がどんな「考え」で工事をしているかです。
同じ塗料を使っても、工事の結果には差が出ます。
なぜなら、塗装工事は、塗料の性能だけで完成するものではないからです。
●現地調査をどう見るか
●下地の傷みをどこまで読むか・分析するか
●補修をどこまで丁寧にやるか
●洗浄、乾燥、養生、下塗りをどう考えるか
こうした積み重ねの中に、その会社の思想が出ます。
ですが実際に、以下のような失敗は少なくありません。
あるお客様は、「せっかく塗るなら良い塗料を」と思い、耐久年数ばかりを重視して施工店を選びました。
提案では立派な塗料名が並び、説明も
「この塗料は長持ちします!」
「うちは仕事には自信があります!」
の一点張り。
ところが実際、工事が始まると、下地の細かなひび割れや傷みへの対応が甘く、塗って数年で外壁の一部に膨れや割れが出てきました。
お客様からすれば、「高い塗料を選んだのに、なぜこうなるのか・・」という話です。
ですが原因は、塗料の名前ではなく、その家に対してどう向き合ったかにありました。
つまり、問題は「どの塗料だったか」ではなく、その施工店が、何を大切にして提案し、どこまで責任を持って工事をしたかなのです。
(実際には、長年信頼関係があると言う協力業者が来たようでした…)
価格優先で工事をまとめる店もあります。
売りやすい商品を前に出す店もあります。
流行りの塗料を強くすすめる店もあります。
それ自体がすべて悪いわけではありません。
ただ、そこに「この家をこれからどう守るか」という視点がなければ、本当に良い工事にはなりにくいのです。
一方で、住まいの状態をきちんと見て、
「今回はここまで補修した方がいい」
「この家なら、そこまで高い塗料でなくても十分です」
「次回改修まで見据えるなら、この仕様の方が合っています」
と、家の将来を基準に提案する店もあります。
こういう店は、派手な言葉よりも、「考え方」に芯があります。
外壁塗装は、塗料を買う仕事ではありません。
住まいを守る工事です。
だからこそ、塗料の名前だけで選ぶのではなく、
その会社が何を優先しているのか、
価格なのか、保全なのか、
売りやすさなのか、家の将来なのか、
そこを見た方が、結果的に失敗しにくくなるということです。
塗料は大切です。
ですが、塗料だけでは工事の価値は決まりません。
最後に品質の差になるのは、「施工店の思想」です。
これからの外壁塗装は、塗料の名前で選ぶ時代から、施工店の思想で選ぶ時代へ。
私は、その流れがますます強くなると思っています。
思想と言うとおおげさかもしれませんが、その会社・塗装店の代表がどのような考え方を持っているか、が大事だということですね。
あなたの外壁塗装が、あなたの将来を幸せにする、確かな外壁塗装となりますことを、心よりお祈りいたしております。
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