陸屋根(ろくやね)の家は、防水が寿命を決めます
平らな屋根の家は、すっきりしたデザインが魅力です。その一方で、屋根にたまる水を防ぐ「防水層」の手入れが、雨漏りを防ぐいちばんのポイントになります。
一条工務店をはじめ、平らな屋根(陸屋根/フラットルーフ)の住宅は、モダンですっきりした外観が人気です。屋根の上を有効に使えたり、太陽光パネルを設置しやすかったりといったメリットもあります。その一方で、傾斜のある屋根と違って雨水が流れ落ちにくいため、屋根の表面を守る「防水層」の状態が、雨漏りを防げるかどうかを大きく左右します。
この記事では、陸屋根住宅の防水メンテナンスについて、なぜ防水が大切なのか、いつ・どう手入れすればよいのかを、はじめての方にもわかるように解説します。海に近く、潮風や強い日差しを受ける豊橋市の住まいを、豊川市で70年屋根を見てきた立場からお伝えします。
この記事でわかること
陸屋根はなぜ防水が重要なのか
陸屋根とは、傾斜のほとんどない、平らな屋根のことです。三角屋根のように雨水が自然に流れ落ちないため、屋根の上でわずかに水が動いて排水口へ導かれる仕組みになっています。この「水を扱う」構造だからこそ、屋根の表面を覆う防水層が、雨水を室内へ入れないための最後の砦になります。
傾斜のある屋根では、屋根材そのものが水を流し落とします。ですが陸屋根では、防水層が劣化してすきまや切れができると、そこから水が入り込み、下地や室内へと達してしまいます。雨漏りする前に手を打つことが、陸屋根ではとりわけ重要になるのは、このためです。
図1:陸屋根の断面と防水層の役割
陸屋根は、いちばん上の防水層が雨水を防いでいます。傾斜が少なく水がたまりやすいぶん、この防水層が切れると、下地・コンクリート・室内へと水が入り込みます。防水層の状態こそが、陸屋根の家を守る要になります。
防水層は、こうして劣化する
防水層は、いつまでも同じ状態を保てるわけではありません。紫外線・熱・雨・そして屋根にたまる水によって、少しずつ劣化していきます。新築から年月が経つと、表面を保護する層がやせて、防水層そのものが露出し、やがてひび割れや切れが生じます。
特に陸屋根は、水がたまりやすく、日差しをまともに受け続ける過酷な環境にあります。屋根材で守られた傾斜屋根に比べ、防水層が直接ダメージを受けるため、定期的な手入れが欠かせません。陸屋根住宅の防水メンテナンスは、住まいを長持ちさせるうえで避けて通れないものです。
見逃したくない劣化のサイン
陸屋根の防水層は、次のようなサインで「そろそろ手入れの時期ですよ」と教えてくれます。屋根に登らず、確認できる範囲でチェックしてみてください。
- 屋根の表面がひび割れている、または細かい亀裂が見える
- 防水層が部分的に膨れて、ぷくっと浮いている
- 雨のあと、屋根に水たまりが長く残っている
- 表面の色があせ、粉っぽくなっている(触ると白い粉がつく)
- 排水口(ドレン)の周りにゴミ・落ち葉がたまり、水はけが悪い
- 室内の天井や壁に、シミ・変色が出てきた
とくに「膨れ」や「ひび割れ」、そして室内のシミは、防水層が限界に近づいているサインかもしれません。屋上防水の膨れ・ひび割れ・水溜まりは、放置すると雨漏りに直結します。ただし、こうしたサインは屋根の上にあるため、ご自身で確認するのは難しく、危険もともないます。
「うちの陸屋根、そろそろ防水メンテの時期?」——防水層の状態を見れば、今すぐ手を打つべきか、まだ様子を見てよいかをお伝えできます。豊橋市、まずは無料の現地調査でご相談ください。
無料で相談してみる防水メンテナンスの工法と周期
陸屋根の防水メンテナンスには、いくつかの工法があります。もともとの防水の種類や劣化の状態によって、適した方法が変わります。
| 主な工法 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| ウレタン防水 | 液状の材料を塗り重ねて防水層を作る。複雑な形にも対応しやすい | 既存の防水層の上から重ねる改修に使いやすい |
| FRP防水 | ガラス繊維を使った硬い防水層。強度が高い | ベランダや小さめの陸屋根などに使われることが多い |
| シート防水 | 防水シートを敷いて防水層を作る。広い面に向く | 面積の広い陸屋根に使われることが多い |
| トップコートの塗り替え | 表面の保護層だけを塗り直す軽いメンテナンス | 防水層がまだ健全なうちの予防メンテに |
ウレタンとFRPの違いなど、工法ごとの特徴はベランダ防水のウレタンとFRPの違いでもくわしく解説しています。大切なのは、防水層がまだ健全なうちに「表面の保護層(トップコート)」を塗り直しておくこと。これをこまめに行えば、防水層そのものの寿命を延ばし、大がかりな防水のやり直しを先延ばしにできます。
図2:こまめな保護と、放置した場合の違い
表面の保護層(トップコート)をこまめに塗り直すことで、防水の健全さを保ちながら、防水層そのものの寿命を延ばせます。放置すると防水層が早く限界を迎え、大がかりなやり直しが必要になります。小さな手入れの積み重ねが、結果的にいちばん安く済みます。
メンテナンスの周期は、防水の種類や環境によって変わります。メーカーの案内や保証内容もあわせて確認しつつ、状態に応じて手入れの時期を判断するのが確実です。
豊橋市(塩害エリア)で気をつけたいこと
豊橋市は海に近く、潮風や強い日差し、台風の影響を受けやすい地域です。これらは陸屋根の防水層にとって、劣化を早める要因になります。
強い日差しで防水層が早く傷む
陸屋根は日差しをまともに受け続けます。紫外線や熱による劣化が進みやすいため、内陸部より早めのメンテナンスが効くことがあります。
排水口まわりの金属部分がサビやすい
潮風の塩分で、排水口(ドレン)や金属部分がサビやすくなります。ここが傷むと水はけが悪くなり、屋根に水がたまりやすくなります。
台風の雨量で水はけの弱点が出やすい
台風の大量の雨は、水はけの弱いところや防水の弱点を一気にあぶり出します。台風のあとは、屋根に水が残っていないかを確認しておくと安心です。
「外壁と屋根は、家を守る鎧です。」
— 株式会社吉田塗装店 三代目代表 吉田一彦
防水が気になったら、まず何をすべきか
陸屋根の防水が気になったら、次の順序で進めましょう。
- まず保証内容を確認する。お住まいのメーカーの保証書やメンテナンスの案内を確認し、保証期間や推奨時期を把握します。
- 専門業者に防水層の状態を見てもらう。屋根に登らず、ドローンなどで屋根全体を撮影して、ひび・膨れ・水たまりの有無を確認してもらいます。
- 「保護の塗り直し」か「防水のやり直し」かを見極める。防水層がまだ健全なら保護の塗り直し、劣化が進んでいれば防水のやり直しと、状態に応じて判断します。
- 内訳のわかる見積もりを取る。工法・使う材料・保証の条件が書面で示されるかを確認しましょう。
吉田塗装店にご相談いただく前に
陸屋根の防水は、見えない場所で進む劣化との勝負です。だからこそ、防水層の状態を正しく見て、今すぐ必要な手入れかどうかを正直に提案してくれる業者を選ぶことが大切です。参考までに、私たち吉田塗装店が大切にしていることをお伝えします。
陸屋根の防水メンテナンスで、吉田塗装店が大切にしていること
- 昭和30年創業・70年、東三河で6,000棟以上の外壁・屋根を手がけてきた実績があります。
- 一級塗装技能士7名が在籍し、防水層の状態を見極めて最適なメンテナンスをご提案します。
- ドローンによる屋根診断を無料で実施。屋根に登らず、防水層の状態を安全に撮影して確認します。
- 撮影した写真をお見せしながら、保護の塗り直しで足りるか、防水のやり直しが必要かを正直にお伝えします。
- 外壁・屋根・防水まで一括でご相談いただけます。
- 保証は5〜10年(最長10年)を書面で発行。相見積もり・セカンドオピニオンも歓迎しています。
豊橋市をはじめ、豊川市・新城市・蒲郡市ほか東三河全域にお伺いします。「陸屋根の防水がそろそろ心配」「メーカー保証が切れたので相談したい」——どんな段階のご相談でも構いません。見えない防水層の状態を見極めて、雨漏りを防ぐ手入れを、一緒に考えましょう。どうぞお気軽にお声がけください。
まずは無料のドローン屋根診断から
屋根に登らず、陸屋根の防水層の状態を安全に撮影してお見せします。今すぐ手入れが必要かどうかも正直にお伝えします。しつこい営業はいたしません。
株式会社吉田塗装店|〒442-0884 愛知県豊川市光明町1丁目6-1(マチニワとよかわ前)
対応エリア:豊橋市・豊川市・新城市・蒲郡市ほか東三河全域


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