木は「守ってあげる」素材。専用の保護塗装が長持ちの鍵
住友林業の木質外壁は、自然素材ならではの美しさが魅力です。その一方で、木は紫外線や水分に敏感な素材でもあります。木の風合いを長く保つためのメンテナンスの考え方を、豊川市の塗装専門店が整理しました。
1. 住友林業の木質外壁の特徴
住友林業の住宅は、無垢材の外壁や木質パネルなど、木目を活かしたデザインが大きな魅力です。木の質感やあたたかみは、ほかの外壁材にはない住友林業ならではの持ち味といえます。
その一方で、木は紫外線に弱く、水分を吸ったり乾いたりを繰り返す素材です。この吸放湿があるからこそ、木は「呼吸している」といわれます。この性質を理解したうえで手入れをすることが、木質外壁を長持ちさせる前提になります。
図1|木は「呼吸する」素材。だから塗り方が違う
木質外壁には、木に染み込んで保護しつつ湿気を逃がす「浸透型」の塗料が向いています。表面を膜で覆うタイプは、木の内部に湿気を閉じ込めてしまい、かえって傷みの原因になることがあります。
2. 豊川市の気候と木質外壁の関係
豊川市は夏の高温多湿、強い紫外線、台風・強風の影響を受けやすい土地です。木質外壁にとっては、次のような劣化が起こりやすい環境といえます。
- 紫外線による色あせ(木の色が抜けてグレーっぽくなる)
- 乾湿の繰り返しによる反り・ひび割れ
- 湿気によるカビ・藻の発生
- 塗膜のカサつき・撥水性の低下
これらは木質外壁のサインです。特に日当たりや雨のあたり方で、面ごとに傷み方が変わるのも木の特徴です。
3. メンテナンスを考える周期
木質外壁は「何年ごとに必ず」というより、5〜10年ほどを目安に、状態を見ながら保護塗装を重ねていくのがおすすめです。次のようなサインが出てきたら、再塗装を考えるタイミングです。窯業系サイディングより塗り替えの周期が短めになりやすい点は、あらかじめ知っておくと安心です。
- 木の表面がカサついてきた・撥水しなくなった
- 日当たり面の色あせが目立ってきた
- 細かなひび割れが出てきた
塗り替え時期の見極め方全般は外壁の塗り替え時期のサイン、ご自身でできる範囲の確認は自分でできる外壁の劣化チェックも参考にしてください(高所は必ず専門業者へ)。
4. 木質外壁でやってはいけないこと
木質外壁は、窯業系サイディングと同じ感覚で施工すると、かえって傷めてしまうことがあります。次のようなことは避ける必要があります。
- 窯業系サイディング用の一般的な塗料をそのまま塗る
- 木の透湿性(呼吸)を無視して、膜で覆ってしまう
- 高圧洗浄を強く当てすぎて、木の表面を傷める
木質外壁は木材専用の塗料と、木の性質を理解した施工が必要になります。だからこそ、施工の前に「どんな塗料で、どう塗るか」を具体的に説明してくれるかが大切です。木目を活かしたクリア塗装ができるかどうかは木の状態によります(外壁クリア塗装ができる条件・できない条件)。
木質外壁は「守る塗装」が大切です。塗膜でぎゅっと固めるのではなく、木に染み込んで保護する浸透型で、木の呼吸を活かすことが長持ちの秘訣です。一軒、一軒が作品なんです。
── 株式会社吉田塗装店 三代目代表 吉田一彦
5. 放置するとどうなるか
図2|早めの塗装なら「保護」、放置すると「張り替え」
同じ傷みのサインでも、早めに保護塗装をすれば木の風合いを保ちながら費用も抑えられます。放置して腐食や反りが進むと、塗装では対応できず張り替え工事になり、費用も大きくなります。
保護塗装をしないまま木質外壁を放っておくと、次のように傷みが進んでいくことがあります。
- 木が水分を含み、腐食が進む
- 乾湿の繰り返しで反りやひび割れが大きくなる
- 塗装では対応できず、木材の張り替え工事になる(高額)
- 木の風合い・美観が失われる
6. よくある質問
木質外壁は塗装が必要ですか?
何年くらいで塗り替えますか?
木目を活かすクリア塗装はできますか?
無機塗料は使えますか?
費用の相場はどのくらいですか?
工期はどのくらいですか?
雨の日はどうなりますか?
傷んだ部分だけの補修もできますか?
保証はどうなりますか?
まず何をすればよいですか?
豊川市で住友林業の木質外壁が気になる方へ
「木の風合いを保ちたい」「そろそろ塗り替えかな」という段階で構いません。木質外壁は状態によって対応が変わるため、まずは点検から。無料点検でいまの状態と、これからのメンテナンスの目安をお伝えします。
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