コウモリの侵入口は、足場があるうちに見つかる
外壁塗装の工事中、屋根まわりを間近で見て「ここから入っていますね」とお伝えすることがあります。足場が組まれているそのときが、実はコウモリ予防のいちばんのチャンスなのです。
「天井裏でカサカサ音がする」「軒下に黒いフンが落ちている」——コウモリの気配に気づいても、屋根の高い場所にある侵入口を自分で探して対処するのは、とても難しいものです。ところが、外壁や屋根の塗装工事をするとき、家のまわりには足場が組まれます。この足場があるあいだは、普段は手の届かない屋根まわりを間近でくまなく確認できる、またとない機会になります。
この記事では、塗装工事のときにこそ見つかりやすいコウモリの侵入口と、足場があるうちにできる予防について、豊橋市で外壁・屋根を70年見てきた立場からお伝えします。なお、コウモリは法律で守られた生き物です。この記事は「駆除の方法」ではなく、「入られないようにする予防」の話が中心です。
この記事でわかること
なぜ塗装工事のときに侵入口が見つかるのか
コウモリの侵入口は、その多くが屋根に近い高い場所にあります。軒(のき)の裏、屋根と壁の取り合い、破風(はふ)板のすきま——いずれも、地上から見上げただけでは細かなすきままで確認できません。はしごで届く範囲も限られ、無理に確認しようとすれば転落の危険があります。
ところが塗装工事では、家の外周にしっかりした足場が組まれます。職人は屋根のすぐそばまで安全に上がり、外壁や屋根を1面ずつ間近で点検しながら作業します。このとき、塗装のための下地チェックと同時に、コウモリが出入りしていそうなすきまやフンの跡も自然と目に入ってくるのです。軒天井のシミや剥がれなど、劣化のサインと侵入口はしばしば同じ場所に現れます。
図1:コウモリの侵入口になりやすい場所
コウモリの侵入口の多くは、軒天井・破風・屋根と壁の取り合いなど、屋根に近い高い場所にあります。塗装工事の足場(点線)があれば、これらを安全に間近で確認できます。
コウモリが好む「1〜2cmのすきま」
コウモリは、驚くほど小さなすきまから侵入します。一般的に家に住みつくアブラコウモリは体が小さく、わずか1〜2cm程度のすきまがあれば入り込めるといわれます。人の目には「こんな細い所から?」と思うような場所も、コウモリにとっては十分な入口です。
だからこそ、地上からの目視では見つけにくいのです。屋根まわりのわずかなすきまは、間近で1面ずつ確認して初めて気づけます。塗装工事の下地チェックは、まさにこの「間近で1面ずつ」を全周にわたって行う作業。侵入口の発見と相性がよいのは、このためです。
侵入口になりやすい屋根まわりの場所
塗装工事の点検でよく見つかる、コウモリの侵入口になりやすい場所を整理します。いずれも塗装や補修の対象と重なる場所です。
| 場所 | どんなすきまか | 塗装工事との関わり |
|---|---|---|
| 軒天井(のきてんじょう) | 板の継ぎ目や、劣化して開いたすきま・破れ | 塗装・張り替えの対象。劣化とセットで見つかる |
| 破風板・鼻隠し | 板の反り・浮きで生じたすきま | 塗装で塗り直す部位。浮きも同時に確認できる |
| 屋根と壁の取り合い部 | 屋根材と外壁の境目にできるすきま | 足場がないと近づけない高所 |
| 換気口・配管まわり | カバーの破れ、配管との間のすきま | 付帯部の点検で気づきやすい |
| 瓦のずれ・すきま | ずれた瓦の下にできた空間 | 屋根点検で見つかる劣化と同じ場所 |
お気づきのとおり、これらはすべて塗装工事で点検・補修する部位そのものです。つまり、塗装のための調査を丁寧に行えば、コウモリの侵入口も自然と浮かび上がってきます。屋根に登らず全体を確認したい場合は、ドローンによる屋根診断で高い場所のすきまを撮影して確認する方法もあります。
足場があるうちにできる予防のメリット
コウモリの気配に気づいてから、あらためて対処だけを頼むと、そのためにまた高所作業の段取りが必要になります。ですが、塗装工事のタイミングなら足場がすでにあります。この「足場があるうち」に予防まで済ませることには、はっきりしたメリットがあります。
図2:別々に頼む場合と、塗装工事とあわせる場合
コウモリ対処を別に頼むと、高い場所の作業のための段取りが二度必要になります。塗装工事の足場があるうちにまとめれば、その段取りは一度で済みます。
高所作業の段取りが一度で済む
コウモリの侵入口は高い場所にあります。足場がすでにあれば、そのための足場を別に組む必要がありません。外壁塗装と一緒にやるべき工事と同じ考え方で、まとめることに意味があります。
すきまを「塗装のついで」にふさげる
軒天や破風の塗り直し・補修をするとき、あわせてすきまをふさぐ処置ができます。劣化の補修と侵入口の予防を、同じ作業の流れの中で行えます。
塗り直した部位はきれいで長持ちしやすい
塗装で保護し直した軒天や破風は、劣化によるすきまが生じにくくなります。見た目がきれいになるだけでなく、次に入られにくい状態を保ちやすくなります。
全周をもれなく確認できる
足場は家の全周に組まれます。一部分だけでなく、家をぐるりと一周して侵入口の有無を確認できるため、見落としが減ります。
「そろそろ外壁塗装を考えている」「最近コウモリの気配が気になる」——どちらも当てはまるなら、まさに今が確認のタイミングです。無料の現地調査でご相談ください。
無料で相談してみる先に知っておきたい「法律」と正しい順序
ここで大切なことをお伝えします。コウモリは「鳥獣保護管理法」という法律で守られている生き物で、許可なく捕まえたり殺したりすることは認められていません。だからコウモリ対策は「駆除」ではなく、傷つけずに「出て行ってもらい、入られないようにする」のが基本になります。
正しい順序は、追い出しと再発防止の正解ルートで詳しく解説していますが、大きくは「調査 → 追い出し → 侵入口をふさぐ(再発防止)」の流れです。順序を守らずに、コウモリがいる状態で先に入口をふさいでしまうと、中に閉じ込めてしまい、フンや死骸による被害がかえって深刻になります。
塗装を考えている今、確認しておきたいこと
外壁や屋根の塗り替えを考えている方は、その計画にコウモリ予防の視点を少し加えておくと、あとで「せっかく足場があったのに」と後悔せずに済みます。次の点を確認しておきましょう。
- コウモリの気配がないか思い出す。天井裏の物音、軒下の黒いフン、夕方に家の周りを飛ぶ姿——心当たりがあれば、点検時に必ず伝えましょう。
- 点検で侵入口も見てもらえるか確認する。塗装の下地チェックとあわせて、コウモリの侵入口になりそうなすきまも確認してくれるかを、事前に相談しておきます。
- すきまふさぎを見積もりに含められるか相談する。侵入口が見つかった場合、塗装工事とあわせてふさぐ処置ができるかを確認しておくと、段取りがスムーズです。
- すでに住みついている場合の進め方を聞いておく。コウモリが中にいる場合は、追い出しを先に行う必要があります。その場合の順序も確認しておきましょう。
「外壁と屋根は、家を守る鎧です。」
— 株式会社吉田塗装店 三代目代表 吉田一彦
吉田塗装店にご相談いただく前に
コウモリの侵入口は屋根の高い場所にあり、ご自分ではなかなか確認できません。だからこそ、屋根・外壁を間近で見る塗装工事は、予防のまたとない機会です。参考までに、私たち吉田塗装店が大切にしていることをお伝えします。
屋根まわりのご相談で、吉田塗装店が大切にしていること
- 昭和30年創業・70年、東三河で6,000棟以上の外壁・屋根を手がけてきた実績があります。
- 一級塗装技能士7名が在籍し、軒天・破風など屋根まわりの細部まで丁寧に点検します。
- ドローンによる屋根診断を無料で実施。屋根に登らず、高い場所のすきまも安全に撮影して確認します。
- 撮影した写真をお見せしながら、劣化のサインと侵入口になりそうな場所を分かりやすくお伝えします。
- 塗装工事とあわせて、軒天・破風の補修やすきまふさぎのご相談も承ります。
- コウモリが住みついている場合は、法律にそった正しい順序で進められるよう、状況に応じた進め方をご案内します。
豊橋市をはじめ、豊川市・新城市・蒲郡市ほか東三河全域にお伺いします。「塗装のついでにコウモリのことも見てほしい」——そんなご相談で構いません。足場があるうちだからこそできる予防を、一緒に考えましょう。どうぞお気軽にお声がけください。
まずは無料の現地調査から
屋根・外壁の状態とあわせて、コウモリの侵入口になりそうな場所も確認します。ドローンで高い場所も安全に撮影。しつこい営業はいたしません。
株式会社吉田塗装店|〒442-0884 愛知県豊川市光明町1丁目6-1(マチニワとよかわ前)
対応エリア:豊橋市・豊川市・新城市・蒲郡市ほか東三河全域


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