今の瓦を、そのまま使いたい。葺き直しが向いている屋根・向かない屋根
「屋根の調子は気になるけれど、この瓦は気に入っているから替えたくない」——そんな方に知ってほしいのが“葺き直し”という工法です。今ある瓦を再利用して、屋根を生まれ変わらせる方法。ただし、どんな屋根にも使えるわけではありません。向く屋根・向かない屋根を、正直に解説します。
葺き直しとは?今の瓦を活かす工法
葺き直し(ふきなおし)とは、今ある瓦をいったん降ろし、屋根の下地を新しくしてから、同じ瓦をふたたび葺き直す工法です。「葺き替え」が瓦そのものを新しいものに取り替えるのに対し、葺き直しは今の瓦をそのまま再利用するのが最大の特徴です。
瓦は、素材そのものがとても長持ちする屋根材です。瓦自体はまだ十分に使えるのに、その下にある防水シートや下地(野地板)が傷んでいる——という屋根は少なくありません。そんなとき、瓦は活かしつつ、傷んだ下地だけを新しくできるのが葺き直しです。愛着のある瓦を残せて、屋根の防水性能をよみがえらせられる、いいとこ取りの工法といえます。
葺き直しの流れ【図解】
葺き直しが、どんな手順で行われるのかを見てみましょう。今の瓦を再利用する、という点がよく分かります。
葺き直しは、①今の瓦を丁寧に降ろして保管し、②傷んだ下地(防水シート・野地板)を新しくして、③同じ瓦を戻す、という流れです。瓦を再利用しながら、屋根の防水性能を回復させます。
ポイントは②の「下地を新しくする」工程です。屋根の雨漏りやトラブルの多くは、じつは瓦そのものではなく、その下の防水シートや野地板の劣化が原因です。葺き直しは、この“見えない土台”を一新できるため、瓦を残しながらも屋根の機能をしっかり回復できるのです。
お宅の瓦が葺き直しに使えるか、まず見てもらいましょう。
瓦屋根の状態を無料で診てもらう葺き替え・カバー工法との違い
屋根の工事には、葺き直しのほかに「葺き替え」「カバー工法」があります。混同されやすいので、違いを整理しておきましょう。
| 工法 | やること | 今の瓦は |
|---|---|---|
| 葺き直し | 瓦を降ろし、下地を新しくして同じ瓦を戻す | そのまま再利用 |
| 葺き替え | 瓦も下地もすべて新しい屋根材に取り替える | 撤去して処分 |
| カバー工法 | 今の屋根の上に新しい屋根材をかぶせる | 下に残す(瓦屋根では通常行わない) |
葺き直しが向いている屋根
葺き直しは魅力的な工法ですが、その良さを活かせるのは、次のような屋根です。
瓦そのものは、まだしっかりしている
葺き直しは瓦を再利用するので、瓦自体が健全であることが大前提です。割れや欠けが少なく、まだ十分に使える状態の瓦なら、葺き直しの好適です。日本瓦のような丈夫な瓦は、下地より長持ちすることが多く、葺き直しに向いています。
下地(防水シート・野地板)が傷んできた
瓦は大丈夫でも、その下の防水シートや野地板が寿命を迎えている——これはまさに葺き直しの出番です。雨漏りが出始めた、屋根裏に湿気を感じる、といった場合、原因が下地にあることが多く、葺き直しで解決できることがあります。
今の瓦の見た目・風格を残したい
「この瓦の雰囲気が気に入っている」「家の風格を変えたくない」という方には、同じ瓦を使える葺き直しが最適です。新しい屋根材にはない、年月を重ねた瓦ならではの味わいを、そのまま残せます。
正直に|葺き直しが向かない屋根
一方で、葺き直しが向かない屋根もあります。ここを正直にお伝えするのが、信頼できる業者だと私たちは考えています。無理に葺き直しを勧めることはしません。
瓦がまだ健全で下地だけが傷んでいるなら葺き直しが向きます。逆に、瓦の割れ・欠けが多い、瓦自体がもろい、あるいは軽い屋根にして耐震性を高めたい場合は、葺き替えを検討したほうがよいことがあります。判断は現地で見極めます。
- 瓦の割れ・欠けが多い:再利用できる瓦が少ないと、葺き直しのメリットが薄れます。
- 瓦自体がもろくなっている:戻す作業で割れてしまうような瓦は、葺き直しに向きません。
- 屋根を軽くして耐震性を上げたい:瓦は重量があるため、軽い屋根材への葺き替えが向く場合があります。
- 屋根の印象ごと新しくしたい:デザインを一新したいなら、葺き替えのほうが選択肢が広がります。
豊川市で瓦屋根の相談をするなら
豊川市には、昔ながらの瓦屋根のお宅が数多くあります。そうした屋根が年月を重ね、「そろそろ手を入れたいけれど、瓦は残したい」という声をよくいただきます。葺き直しは、その願いに応えられる工法です。ただし、その屋根に葺き直しが合うかどうかは、瓦と下地の状態を実際に見なければ分かりません。
吉田塗装店は、屋根の状態を正確に見極めたうえで、葺き直し・葺き替えのどちらが合うかを正直にご提案します。ドローンによる無料診断で、屋根に登らずに状態を確認できるので、まずは今の屋根がどんな状態か、知ることから始めましょう。
吉田塗装店の瓦屋根工事が大切にしていること
- 昭和30年創業・地域密着70年、施工実績6,000棟以上で培った屋根の見極め
- 一級塗装技能士7名が在籍
- 葺き直し・葺き替えに対応
- 瓦と下地の状態を診て、葺き直しが向くか正直に判断
- ドローンによる屋根の無料診断で、登らずに状態を確認
- 「葺き直しありき」で勧めず、最適な工法をご提案
- 屋根工事は別サイトでも情報を発信しています
まだ使える瓦を、無理に替えさせない。
それも、私たちの誠実さです。
今の瓦が活かせるなら、活かす。替えたほうがいいなら、正直にそう言う。屋根の状態を見極め、その家にとって本当に良い方法をご提案することを大切にしています。
よくある質問
Q. 今の瓦が葺き直しに使えるか、どう分かりますか?
瓦の割れ・欠けの程度、もろくなっていないかを、実際に屋根を見て確認します。ドローン診断で全体の状態を把握したうえで、再利用できる瓦がどのくらいあるかを判断します。まずは無料診断からご相談ください。
Q. 一部の瓦が割れているのですが、葺き直しできますか?
割れた瓦が一部だけなら、その分を新しい瓦で補いながら葺き直しできることがあります。ただし、割れ・欠けが全体に多い場合は、葺き替えのほうが適していることもあります。状態を見て正直にお伝えします。
Q. 葺き直しと葺き替え、どちらが安いですか?
瓦を再利用する葺き直しは、新しい瓦の材料費がかからないぶん有利になることがありますが、費用は屋根の状態や作業量によって変わります。どちらがよいかは費用だけでなく、瓦の状態やご希望も踏まえて総合的に判断するのがおすすめです。現地調査のうえ、正直にご説明します。
今の瓦を活かせるか、まずは診断から
瓦は残したい——その気持ちに、屋根のプロが正直にお応えします。
豊川市で瓦屋根を数多く手がけてきた私たちに、まずはご相談ください。
株式会社吉田塗装店|〒442-0884 愛知県豊川市光明町1丁目6-1(マチニワとよかわ前)
対応エリア:豊川市・豊橋市・新城市・蒲郡市ほか東三河|ドローン屋根診断 無料


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