【豊川市の屋根葺き直し工事とは?】|古い屋根を再利用する施工法
「屋根が古くなってきたけれど、全部交換するのは費用が心配」——そんな方に知っていただきたいのが屋根葺き直し工事です。今ある瓦を再利用しながら、下地や防水シートを新しくする工事のこと。瓦屋根の多い豊川市では、費用を抑えつつ屋根を長持ちさせる手段として選ばれています。ただし、どんな屋根でもできるわけではありません。選べる条件から順にご説明します。
- 葺き直しの仕組み
- 葺き替えとの違い
- 費用の目安
- 向いているケース
この記事でわかること
- 屋根葺き直し工事とは何か
- 豊川市の気候と葺き直しの相性
- 葺き直しと葺き替えの違い
- 豊川市での費用の目安
- 葺き直しのメリットと、注意しておきたい点
- 向いているケース・向いていないケース
- よくあるご質問(10問)
1. 屋根葺き直し工事とは?
葺き直しは、「瓦を外して→下地を直し→再び瓦を戻す」という工法です。「葺き戻し」と呼ばれることもあります。
ここで理解しておきたいのが、瓦屋根の構造です。瓦屋根は、瓦だけで雨を防いでいるわけではありません。瓦の下には防水シート(ルーフィング)があり、さらにその下に野地板という下地の板があります。実際に雨水を最終的に食い止めているのは、この防水シートです。
そして瓦と防水シートでは、寿命が大きく違います。
| 部位 | 寿命の目安 | 葺き直しでの扱い |
|---|---|---|
| 瓦(陶器瓦・和瓦) | 割れなければ長く使えます | 再利用します |
| 防水シート | 20〜30年程度が目安 | 新しくします |
| 野地板 | 状態により異なります | 傷んでいれば補修・交換します |
つまり「瓦はまだ使えるのに、下の防水シートが寿命を迎えている」という状態が起こります。この場合に、瓦を捨てずに下地だけを新しくするのが葺き直しです。
瓦屋根の構造と、葺き直しで手を入れる範囲
どちらも下地から手を入れる点は同じです。違いは「今の瓦を使い続けるかどうか」にあります。
工事の流れ
| 工程 | 作業の内容 | この工程での確認点 |
|---|---|---|
| 1. 足場の設置 | 安全に作業するための足場を組みます | 近隣への配慮、養生の範囲 |
| 2. 瓦の取り外し | 瓦を一枚ずつ降ろし、割らないよう保管します | 丁寧に扱われているか。この工程が仕上がりを左右します |
| 3. 葺き土・古い下地の撤去 | 瓦の下の土や古い防水シートを取り除きます | 下地の状態がここで判明します |
| 4. 野地板の点検・補修 | 傷んでいる箇所は交換または補強します | どこをどれだけ交換したか、写真で記録されるか |
| 5. 防水シートの新設 | 新しい防水シートを張ります。ここが工事の核心です | 使用する製品名、重ね幅などの施工方法 |
| 6. 瓦の葺き戻し | 保管した瓦を戻し、棟や端部を固定します | 棟の固定方法。割れた瓦の差し替え枚数 |
2. 豊川市の気候と葺き直しの相性
豊川市は、屋根にとって次のような条件が重なる地域です。
- 夏の強い日射と紫外線/防水シートの劣化を早めます。
- 台風・強風/棟や端部の固定に負担がかかります。
- 冬の乾燥と寒暖差/材料の伸縮が繰り返されます。
- 瓦屋根が多い住宅地/葺き直しという選択肢が使える住宅が多くあります。
こうした条件下では、瓦は健全でも中の防水シートや下地が先に傷むという状態が起こります。そのため「瓦はまだ使えそうだが、中が心配」という住宅に、葺き直しが適することになります。
3. 葺き直しと葺き替えの違い
| 比較項目 | 葺き直し | 葺き替え |
|---|---|---|
| 屋根材 | 今の瓦を再利用 | 新しい屋根材に交換 |
| 防水シート | 新しくします | 新しくします |
| 下地の確認 | できます | できます |
| 外観 | ほぼ変わりません | 大きく変わります |
| 屋根の重さ | 変わりません | 軽くすることもできます |
| 廃材 | 少なめ | 多く出ます |
| 費用の規模 | 葺き替えより抑えられます | 大きくなります |
| 今後の持ち | 瓦の状態に左右されます | 新しい屋根材の年数が見込めます |
判断の基準はシンプルです。瓦が使えるなら葺き直し、瓦に破損や劣化が多いなら葺き替えになります。
葺き直しが選べるかどうかの判断
瓦が再利用できるかどうかは、実際に見なければ判断できません。年数だけでは決まりません。
4. 豊川市での費用の目安
| 工事の種類 | 目安の範囲 | 内容 |
|---|---|---|
| 部分補修 | 10〜30万円 | 棟瓦や谷樋まわりなど、傷んだ箇所のみの補修 |
| 全面葺き直し | 70〜120万円 | 瓦を再利用し、防水シートと下地を新しくします |
| 葺き替え | 120〜180万円 | 瓦を撤去し、新しい屋根材に交換します |
いずれの工事でも、足場が別途必要になる場合があります(目安として15〜20万円程度とされることが多いようです)。屋根の形状や敷地条件によって変わります。
5. 葺き直しのメリットと、注意しておきたい点
| メリット | 注意しておきたい点 |
|---|---|
| 防水シートを新しくできるため、雨漏りのリスクを抑えられます | 瓦の状態次第では、途中で葺き替えに変更になることがあります |
| 屋根の内部を直接確認でき、隠れた傷みを見つけられます | 瓦を一枚ずつ扱うため、施工の丁寧さが仕上がりを左右します |
| 瓦を購入しない分、葺き替えより費用を抑えられます | 使用する防水シートや下地材によって、持ちが変わります |
| 廃材が少なく済みます | 屋根の重さは変わりません(軽量化したい場合は葺き替え) |
| 外観がほぼ変わりません | 割れた瓦を差し替えた箇所は、色味に差が出ることがあります |
6. 向いているケース・向いていないケース
| 葺き直しが向いているケース | 葺き替えを検討したほうがよいケース |
|---|---|
| 瓦に割れや反りがほとんどない | 瓦の割れ・欠け・ずれが多い |
| 築20〜40年で、下地や防水シートが心配 | 雨漏りを繰り返している |
| 費用を抑えて延命したい | 今後30年以上、安心して住み続けたい |
| 今の外観を変えたくない | 屋根を軽くしたい(耐震性を高めたい) |
| 同じ瓦の差し替え分が確保できる | 瓦が脆く、降ろす作業で割れる可能性が高い |
まとめ|葺き直しは「瓦を活かして、中身を新しくする」工事
- 瓦は長く使えますが、防水シートは20〜30年で寿命を迎えます/この差が、葺き直しという工法が成り立つ理由です。
- 瓦を再利用するため、葺き替えより費用を抑えられます/廃材も少なく済みます。
- ただし瓦が再利用できることが前提です/割れや脆さが進むと、この選択肢は使えなくなります。
- 外観がほぼ変わりません/長く住まれた家の佇まいを保ちたい方に向いています。
- 「まだ瓦は使えそう」という段階での点検が最適です/選べる工法の幅が広がります。
築20年以上の瓦屋根であれば、一度状態を確認しておく価値があります。瓦が健全なうちであれば、選べる方法は多く残っています。
「一軒、一軒が作品なんです。」
株式会社吉田塗装店 三代目代表 吉田 一彦吉田塗装店の屋根工事について
- 昭和30年(1955年)創業、70年にわたり豊川市を中心に施工してきました。施工実績は6,000棟以上、現在も年間150棟前後を手がけています。
- 一級塗装技能士7名が在籍しています。
- 屋根塗装だけでなく、葺き直し・葺き替え・カバー工法にも対応しています。状態に応じて選択肢をご提示します。
- ドローンによる屋根診断は無料です。撮影した映像はお客様にもその場でご覧いただけます。ご自身で屋根に登る必要はありません。
- 診断結果は写真付きの報告書としてお渡しします。どこがどう傷んでいるかを、ご自身の目でご確認いただけます。
- お見積書には使用する材料の製品名・面積・工程を記載します。「一式」でまとめることはいたしません。
- 着工後に想定と異なる状態が判明した場合は、作業を進める前にご連絡し、ご相談のうえで判断いたします。
- 完了報告書として、工程と使用した材料を写真で記録してお渡しします。葺き直しでは、瓦を降ろした状態の下地も記録に残ります。
- 訪問販売は行っておりません。相見積もり・セカンドオピニオンを歓迎しています。
- 保証は5〜10年(最長10年)を書面で発行します。範囲と条件も書面に記載します。
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株式会社吉田塗装店
〒442-0884 愛知県豊川市光明町1丁目6-1(マチニワとよかわ前)
TEL 0533-86-3797/info@11160.com
対応エリア:豊川市・豊橋市・蒲郡市・新城市ほか東三河
よくあるご質問
瓦はどのくらい持ちますか。
粘土を焼いて作られた瓦は、割れさえしなければ非常に長く使える材料です。一方で、その下にある防水シートは20〜30年程度で劣化するとされています。この寿命の差があるため、瓦は健全でも中が傷んでいるという状態が起こります。
葺き直しと部分補修の違いは何ですか。
葺き直しは屋根全体の瓦を一度降ろし、下地から新しくする工事です。部分補修は、傷んだ箇所だけを直す工事です。下地の傷みが全体に及んでいる場合、部分補修では対応しきれません。どちらが適しているかは、診断のうえで判断します。
スレート屋根でも葺き直しできますか。
基本的には瓦屋根が対象です。スレートや金属屋根は、一枚ずつ外して戻すという構造ではないため、葺き直しには適していません。これらの屋根材の場合は、塗装・カバー工法・葺き替えからの検討になります。
雨漏りしていなくても葺き直しは必要ですか。
下地や防水シートが劣化している場合は、必要になることがあります。雨漏りは、防水シートが機能しなくなってから現れる症状です。その時点では下地まで傷んでいることが多いため、雨漏りの前に判断できるほうが望ましいと言えます。点検で状態を確認します。
工期はどれくらいですか。
屋根の面積や下地の傷み具合によって変わります。瓦を一枚ずつ降ろして戻す工程があるため、まとまった日数が必要です。天候にも左右されますので、具体的な日程は現地確認のうえでご案内しています。
カバー工法との違いは何ですか。
カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事、葺き直しは既存の瓦を一度降ろして再利用する工事です。カバー工法では下地に手を入れられませんが、葺き直しでは下地から直せます。また瓦屋根は、凹凸と重量の問題から基本的にカバー工法の対象になりません。
豊川市の気候では、どの工法がよいですか。
屋根の状態によります。瓦が健全であれば葺き直し、劣化が進んでいれば葺き替えという判断になります。気候条件だけで工法は決まりませんので、実際に確認したうえでご提案します。
費用を抑えるコツはありますか。
外壁塗装や雨樋の工事と同時に行うと、足場を共用できるため、その分の費用を一度で済ませられます。屋根と外壁の時期が近い場合は、あわせてご検討ください。
火災保険は使えますか。
台風や強風などの自然災害による損傷は、補償の対象となる場合があります。ただし経年劣化は一般に対象外です。適用の可否を判断するのは保険会社であり、当社が判断することはできません。当社では被害箇所の写真と見積書の作成でお手伝いできますので、そのうえで加入されている保険会社にご確認ください。
無料診断だけでも依頼できますか。
もちろんです。当社ではドローンによる屋根診断と写真報告書を無料でご提供しています。「今すぐ工事するつもりはないが、状態だけ知りたい」というご相談も歓迎しています。急いで工事をする必要がない場合は、そのようにお伝えします。


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