豊橋市で雨漏り修理をお考えの方へ！散水調査の内容とは？
「自宅で雨漏りしているが、原因が分からない」こんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
雨漏りの原因を目視だけで特定することは、専門家でも非常に難しいといわれています。
そこで欠かせないのが散水調査です。
今回の記事では、豊橋市の専門業者が散水調査の内容と実態について、徹底解説します。
□なぜ散水調査が必要なの？
まず、散水調査についてご紹介します。
散水調査とは、実際に住宅に水をかけて雨を再現し、雨漏りの原因箇所を調べる方法です。
ただ水をかけるだけではなく、水の量やその方向、勢いを変えて実際の雨の状況を再現します。
また、その住宅の形状や周辺の環境によっても降水状況は変化するため、そう簡単にうまくはいきません。
雨の状況を再現するにも雨水の侵入口を見つけるにも、調査員の相当な経験と技術が必要です。
さらに、散水調査は半日～1日かけてじっくり水のかけ方を複数試すため、根気と体力が欠かせません。
「そこまで時間をかける意味があるの？」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、雨漏り修理において、原因を特定することが最も重要です。
正しく調査されず、原因がつきとめられていないと、何回も雨漏りしてしまうからです。
そうなるとせっかくの修理費も無駄になってしまいますよね。
このように、散水調査は高度な技術と時間、労力がかかりますが、目視だけでは分からない雨漏りの原因を特定できる可能性が高いため、必要なのです。
□雨漏りが起こる原因を解説します
雨漏りが起こる原因はご存知ですか。
主な原因は、経年劣化、施行不良、自然災害の3つです。
そして、それらが屋根材の破損、外壁のヒビ割れや劣化、棟板金のクギの浮き、雨樋の詰まりなどを引き起こして、雨漏りの直接的な原因を引き起こします。
それでは、それぞれの症状について解説していきます。
＊屋根材の破損
屋根材の破損とは、具体的にいうと「屋根材のズレ、割れ、浮き」が起きていることです。
瓦屋根の住宅では、屋根材のズレや割れが発生すると、その隙間から雨水が侵入して雨漏りの原因となります。
一方で、スレート屋根は経年劣化や強風による屋根材の浮きが発生し、その場所から雨水が入ってきます。
一部分のズレや割れは、そこを修理するだけで済みますが、全体的な屋根材の劣化や浮きが原因で雨漏りが生じていた場合は、屋根を交換しましょう。
＊外壁のヒビ割れや劣化
雨漏りは屋根が原因であるイメージが強く、外壁から雨漏りするなんて少々意外だったのではないでしょうか。
外壁の防水機能が低下していたり、外壁同士の隙間を埋めているシーリングが経年劣化したりして、雨漏りすることがあります。
＊棟板金のクギの浮き
経年劣化や強風によって、棟板金を抑えていたクギが浮いてしまい、そこから雨水が入ってくるケースです。
この場合はクギを打ち直して修理します。
また、クギの下地が腐食していたら下地の交換も必要です。
＊雨桶の詰まり
雨を下に流す役割がある雨桶が詰まっていて、雨水がうまく排出できずに雨漏りになる可能性があります。
詰まりの原因は、落ち葉のようなゴミや、コケの発生によることが多いです。
その場合は掃除して取り除いてしまいましょう。
□散水調査の注意点とその対策
散水調査には、注意するべき点が3つあるため、ご紹介します。
1つ目は、調査に時間がかかる点です。
最初の段落でも触れましたが、散水調査は半日～1日かかります。
雨漏りが疑われる部分を1個所ずつ丁寧に見ていくため、どうしても時間がかかってしまうことを理解しておきましょう。
また、散水調査中は依頼主の方に在宅していただきます。
事前に予定を空けておく必要があるため注意しましょう。
2つ目の注意点は、例外的に散水調査ができない住宅があることです。
実は、すべての雨漏りの原因を散水調査で特定できません。
例えば、建物内に水は侵入しているが、断熱材がそれを吸い込んでしまい室内に落ちてこないケースです。
このようなケースでは、散水調査では原因を特定できないため、赤外線調査を用いて特定をします。
めったにないケースですが、こういった住宅があることを覚えておきましょう。
最後の注意点は、散水調査で使用する水道代はお客様負担になることです。
ほとんどの塗装業者が、水を運ぶ運水槽付き消防車を持っておらず、どうしてもご自宅の水道を借りる必要があります。
そのため、約1,000円（1日分の水道費の目安）ほど水道費を負担する必要があります。
もちろん業者から事前に連絡があると思いますが、理解しておきましょう。
□まとめ
今回は散水調査について解説しました。
雨漏り修理において、雨漏りの原因特定はとても重要であることがお分かり頂けたと思います。
当社では、散水調査をはじめ、様々なケースに対応できる点検方法をご用意しています。
何かお困りのことありましたら、お気軽にご相談ください。
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