外壁塗装はどの塗料を使う?最もグレードの高いフッ素塗料の性能とは?
外壁塗装をお考えのみなさん!塗料の中には様々なものがあるとこれまでの記事でご紹介してきました。
塗料にはアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料とありますが、最もグレードが高く、高い性能を誇るのがフッ素塗料です。
外壁塗装をとにかく安く済ませたいという方にはおすすめできませんが、家を一生の宝物と考えて、最高級の見栄えにしたいと考える方にはフッ素塗料は適しています。
今回はフッ素塗料の性能についてご紹介します!
1 フッ素塗料とは?
フッ素塗料は、主成分である合成樹脂がフッ素系である塗料のことです。耐久性にとても優れています。
また、宇宙開発産業の機器に使われるほど耐候性、耐寒性、不燃性などの性能が優れています。
六本木ヒルズや東京スカイツリーなどの高層建築に使われており、主にビル用に開発されてきました。しかし、現在では費用が高くなったとしてもできるだけ長く塗装を持たせたいと考える一般家庭の塗装にもフッ素塗料を使うケースが増えてきています。
メリット1 とにかく長持ち
フッ素塗料の一番の特徴は耐用年数が長いということです。耐用年数は15~20年となっており、他の3つの塗料と比べて一番長いです。耐用年数が長いということは一生のうちで外壁塗装の回数を減らすことができます。
例えば、家の寿命が残り40年とすると、シリコン塗料の耐用年数は長くて15年なので、今回、15年後、30年後の計3回工事を行わなければいけません。
フッ素塗料ならば、今回と20年後だけでいいので計2回の工事で済むのです。さらに設計上、頻繁に塗装できない建物にもフッ素塗料は適しています。
一度の足場代が多くかかる建物なら外壁工事はなるべく少ない方がいいですよね。
メリット2 新築のような光沢
フッ素塗料は親水性を高めるために、ツヤのある塗料となります。ツルツルピカピカになるのでまるで新築のようなきれいな光沢です。古くなった建物でも全体が豪華に見えます。
デメリット
やはりフッ素塗料のデメリットは費用の高さが一番に来ます。
一般的にシリコン塗料が㎡あたり1800円、フッ素塗料が㎡あたり3000円程度となりますので、約1.6倍の差があります。初期費用が限られている場合は厳しいでしょう。
また、しっかりとした下地処理を行い、塗料の使用方法をきちんと守りながら外装を行わないと、長い耐用年数は望めません。
経験のある資格持ちの職人さんがいる業者に依頼しなければ、本来の効果を発揮できない可能性があります。
以上、フッ素塗装の性能についてご紹介しました!