塗装の種類ってこんなにあるんだ!! あなたのスタイルに合った塗装の選び方とは!!
こんにちは。家の築年数が10年以上の場合、外壁リフォームをする時期でしょう。外壁は雨風や紫外線など外部の過酷な環境から、私たちの家を守る役割を果たしています。一般的に住宅に使用されている外壁の耐久年数は10年程度で、外壁の塗膜の機能低下を防ぐためには、定期的に塗装工事を施さなければいけません。
皆さんの中には、初めての塗装工事をされる方も居るでしょう。費用も安くはないため、失敗はしたくないですよね。
そこで今回は、そのような方に向けて、塗装の種類とその特徴、そして失敗しない塗料の選び方についてご紹介したいと思います。
■自分の目でチェック
まずは、自分の目で外壁に以下のような異常がないかチェックをするところから始めましょう。
・ひび割れがある
・外壁に汚れが付着している
・塗装が剥がれている
・カビが発生している
・腐食している箇所がある
・錆がある
・外壁が変色・変形している
もしこのような異常を発見したら、なるべく早く塗装業者に相談をしてください。
人の身体と同じように、早期発見ができるかどうかで今後の暮らしが変わりますよ。
■塗料の種類と特徴
一般的に外壁の塗料には、大きく分けて6つの種類があります。
・アクリル系塗料
価格は塗料の中でダントツ安いですが、耐久性約4年と低いのが欠点です。
・ウレタン系塗料
密着性に優れていて、塗装の剥がれが気になるところによく使われます。耐久年数は約6年ほどです。
・シリコン系塗料
この塗料は多くの外壁に使用されています。価格と耐久性のバランスが良い事が人気の理由でしょう。その耐久年数はウレタン系塗料より倍以上の約13年です。
・フッ素系塗料
耐久年数が18年と長いですが、アクリル系塗料とは逆に、価格が高めになっています。しかし、長期的な視点で考えると、1年あたりの価格は安く感じるでしょう。
・遮熱塗料
太陽光の熱をはじき、外壁と屋根の表面温度を下げる効果があります。そのため、室内の温度も下がり、省エネにつながるのです。こちらも耐久年数は18年です。
・光触媒塗料
この塗料は、太陽の光で屋根や外壁に付着した汚れを浮かせて、雨で洗い流す効果があります。汚れが付きにくく、遮熱効果と空気を浄化する効果もあるのです。
こちらの相場価格はかなりのお値段になりますが、耐久年数は20年とダントツ長く、高性能効果も期待できるでしょう。
■失敗しない塗料の選び方
・大手塗料メーカー
日本の塗料メーカーで圧倒的なシェアを誇っているのはエスケー化研・日本ペイント・関西ペイントの3社です。
この3社だけで外壁塗装の90%を占めています。この3社の塗料であれば十分安心できるため、見積もりの際にどのような塗料を使用するのか確認しましょう。
・外壁のコンディション
現在の外壁の状態を無視して工事することはできません。
外壁にひびやカビが生えているのに、それを無視して塗料の種類を選ぶと、同じ現象が起きる可能性があります。
また新しい塗料との相性も重要ですので、しっかりとプロの眼に従って塗料を選びましょう。
・コスト
一度に外壁塗装を行うのはかなりの額がかかりますが、長期的なスパンを考えると、若干値が張るシリコン系塗料もしくは光触媒塗料がコスト面においては断然お得です。
■まとめ
いかがでしたか。自分に合った塗料を見つかりましたか?ご紹介した塗料の種類を参考に、外壁塗装の際はしっかりと自分のお家に合った塗料を選びましょう。