外壁塗装の耐久性を保つためのポイントは?
決して安いとは言えない外壁塗装の工事ですから、なるべく長持ちさせたいですよね。今回は、外壁塗装の耐久性を保つためのポイントについてご紹介します。
◎自然災害発生前と後の点検は特に慎重に行いましょう
塗装は、太陽光の紫外線や雨や風などによって、少しずつですが劣化が進行していきます。定期的に点検をすることはもちろん大切ですが、自然災害発生時には特に注意深く行うことが大切です。
台風・豪雨・地震といった大きな衝撃を集中して受けた場合、普段よりも損傷が大きくなり、想定していた期間よりも早く耐久性を落とすおそれがあります。
強い雨風を伴う台風では、普段では考えられないような石や物などが飛んできて、外壁に衝撃を与え、塗装を傷める事があります。
また豪雨の場合、普段であれば侵入しないような箇所に大量の雨水が付着することもあります。
そして、地震によって強い付加を受けますと、建物がその土台から引っ張られるために表面に割れ目が生じることもあります。
受けた衝撃が大きい分損傷や劣化がより進行している恐れもありますので、決して放置はせずに、速やかに外壁の点検を行って異常を見つけ次第補修をすることが大切です。
地震の予知は大変難しいものですが、台風や豪雨に関しては気象情報などであらかじめ知って対策ができるかもしれません。
自然災害が発生する可能性が高いと判明した時点で外壁の点検を行うことによって、発生前後で比較して外壁の表面部にどのような変化が起こったかを見ることができ、劣化の加速が生じたり外壁の内側や家の構造部に影響が出てきたりする前に対処してより長持ちさせることができます。
◎外壁の塗装の長持ちの秘訣は防水が機能しているか
実際に外壁の塗装をする前には下地処理として外壁の防水処理というものを行います。外壁の防水は建物を風雨から守るだけでなく、外壁そのものにも雨水や湿気が入り込まないようしています。
防水処理をしっかりと行うことで家屋を上部に保つと共に、外壁塗装の耐久性を高くすることができます。
しかしながら、その防水機能も日々の雨・風・紫外線などによって少しずつ劣化が進んでいます。一度外壁を見てみましょう。
外壁にひび割れは見受けられませんか?外壁を触ってみて、指に粉が付いたとなればチョーキングで、塗装が落ちていることになります。外壁の防水効果が切れたサインです。
こういった塗膜が劣化した状態の場合、水分が外壁内部に入りやすく、外壁は直接気候にさらされることで腐食の進行がより加速します。
シーリングの痩せも防水機能には大きく影響してきます。
シーリングとは、現代家屋の多くで使用されているサイディングの外壁に存在する目地と呼ばれる継ぎ目に埋め込まれている、伸縮性のあるゴム状の素材のことです。
『コーキング』あるいは『シール』とも呼ばれています。建物の防水性や気密性を保持する目的があり、5年を過ぎて痩せてきますと隙間から雨水が壁の中に入って更なる劣化を引き起こします。
そのまま放置しますと、最終的には壁の崩落あるいは家の構造そのものの強度の低下につながってしまいます。劣化を加速させないという点で、防水が機能し続けている状態にすることは非常に大切です。
上記のことに当てはまり、ぜひ修繕したいという方は外壁塗装の業者やリフォーム会社に相談してみましょう。弊社には6人という比較的多くの一級塗装技能士がおります。工事におきましては、必ず各外壁塗装工事現場に派遣いたします。
外壁の防水につきましても専門家の視点でしっかりと対応いたしますので、安心していただけると思います。何かございましたら弊社にご連絡いただけますと幸いです。