外壁塗装における近隣とのトラブルを防止するにはどうすればよい?
外壁塗装のトラブルにはいくつかの種類がありますが、その中でも近隣とのトラブルは厄介なものです。その地でリフォームを行ったということは、近隣の方が引っ越しをしない限りは当分の間関わっていく間柄となるわけですから、その方たちと外壁塗装がきっかけでわだかまりができてしまいますと、よりよい暮らしを実現するために行った外壁塗装工事の目的とは逆の結果になってしまいます。
では外壁塗装における近隣とのトラブルが起こらないようにするにはどうすればよいのでしょうか?
近隣の方とのわだかまりになりかねない要因は以下のように様々です。
・普段見慣れない関係者や車両が頻繁に出入りし、通行に支障が生じる
・工事特有の音や臭いがする
・作業音が騒がしくてゆっくりくつろげない
・作業に伴って発生したものによって置物や洗濯物が汚れる
・足場を設置する場所にものを置いているために作業に支障が出る
・工事の材料や機器が当たって、物が壊れる
こういったことを極力避けるためには、事前に近隣住民への工事の挨拶をしておくことが大切です。
時期としては、ご近所さんの準備もありますので、工事が始まる1週間前には挨拶を完了させておくのが無難です。挨拶の範囲としては両隣・向こう三軒・裏三軒の計8軒に行なうのが一般的です。
挨拶の時には、500~1000円程の高すぎず使い道に困らない、食べ物や日用品など手土産を持っていくようにしましょう。
挨拶に出向いた際には、
・いつからどのような工事をするのか
・工事期間はどれぐらいか
・工事を行う時間帯
・休日の工事は行われるのか
・どの業者が請け負うのか
ということを知らせます。万一のトラブルに備えて、自分の緊急用の連絡先と業者の連絡先も伝えるようにしましょう。また、塗装の汚れなどを避けるために外にある物品の移動や保護のお願いをします。
そして、近所の方からの工事に関する要請が何かあれば、予め施工業者に対してしっかりと連携を取っておきましょう。
後々のトラブルを避けるのに効果的なだけでなく、協力的な姿勢を見せることで業者との信頼関係が深まります。
弊社には6人の一級塗装技能士がおります。工事におきましては、必ず各外壁塗装工事現場に派遣いたします。
専門家が現場にいることで、近隣とのトラブルを防止して、ご依頼していただいた方に安心して工事を見守っていただけます。
いかがでしたか。周りへの配慮も忘れずにして気持ちよく工事を迎えましょう。