外壁塗装でよく起きる色選びの失敗とは?豊川市の会社がご紹介します!
外壁塗装をお考えの方に知ってもらいたいのがよくある色選びの失敗です。
サンプルを使用して慎重に選ぶのですが、ある理由でよく失敗が起こってしまいます。
そこで今回は、色選びの失敗とその対策をご紹介します。
外壁塗装をする前にぜひ参考にしてみてください。
□外壁塗装でよくある失敗とは
外壁の色選びは以下のような失敗があります。
1つ目は、色の組み合わせが微妙な場合です。
色選びで最も多い失敗例です。
外壁だけで色を決めてしまい、屋根、軒天との色の組み合わせを考えていない場合が多いです。
このような失敗が起こらないためには以下の点に注意しましょう。
軒天は太陽の光が当たらず暗く仕上がってしまうため、外壁より明るい色を使用することで室内から見た外の景色を明るくすることが可能です。
また、屋根とひさしと破風板は屋根と近い色で塗装しましょう。
色を合わせると浮くことがなく統一感が出ます。
2つ目は、思っていた色仕上がりと異なる場合です。
外壁の素材、塗装の広さ、太陽光、ツヤによって色の見え方が異なってくるためです。
3つ目は、色あせや汚れできれいな状態が続かなかった場合です。
色によって汚れが目立ちやすい色や色あせをしやすい色があります。
汚れなどが気になる方は好みの色より、汚れが目立たない色を選ぶことをおすすめします。
原色よりも少し明るさを抑えた色の塗料を使用するのがポイントです。
4つ目は周囲の景観と合わなかった場合です。
単体できれいな住宅であっても周りの住宅から浮いて見えてしまうと残念ですよね。
色を決める際は周りを散歩して、どんな色が溶け込むのか調べてみましょう。
□色の属性とは
色を決める際に指標にしていただきたいのが、色の属性です。
色の属性は以下の3つの要素によって構成されています。
1つ目は色相です。
色相環といわれる色が円に並んだものを一度見たことがあるのではないでしょうか。
反対側にある色は補色と言い、お互いを引き立てます。
2つ目は明度です。
明度は色の明るさです。
色の明度が高くなることで白に近づき、低くなることで原色に近づきます。
3つ目は彩度です。
彩度が高いと、純色や原色になります。
塗装ではこの彩度を高くして、汚れが目立ちやすい色になってしまう失敗例が多いです。
□色選びの基礎知識とは
これらの失敗と色の属性を理解して、以下の色選びの基礎を身につけましょう。
1つ目は、時間や天候によって色の見え方が変わる点です。
色をサンプルで見て決めるのですが、晴れの日だけで決めるのは避けましょう。
実際に塗ってみて、雨の日に見ると暗く見えたり、夕日を浴びて赤く見えたりしてしまうためです。
室内と室外によっても太陽光の加減によって色の見え方が変わってきます。
そのため、色を選ぶ際は様々な状況下で見てから選びましょう。
2つ目は、ツヤによって変わる点です。
塗料によってツヤのあるなしが決まります。
ツヤがあると明るく見え、ピカピカしています。
しかしツヤがないと落ち着いた色味をかもしだします。
色を選ぶだけでなくツヤの有無も慎重に選びましょう。
3つ目は、面積効果によって色の見え方が変わる点です。
色の見え方は色が占める面積によっても異なってきます。
小さなものだと明るく見えたり、大きなものだと暗く見えたりします。
サンプルで見るのと、外壁に実際に塗った後に見るのとで色が異なって見えるのはこれが大きな理由です。
4つ目は、見本やシミュレーションは実物と差異があることです。
色選びの段階でカラーシミュレーションを実施することがありますが、あくまでシミュレーションなので、実際の色と差異が出てしまうことを注意しましょう。
5つ目は、街並みとのバランスによって異なる点です。
周りとの色のバランスによって街並みから浮いてしまう場合があります。
地域によっては景観ガイドラインがあり、使用できる色が限られている場合もありますので注意しましょう。
6つ目は、色によって汚れが目立ちやすいものがある点です。
原色に近い色を使用すると、色あせが起こりやすく、汚れが目立ちやすいです。
特にレッド、イエロー、濃いグリーン系は塗装した時の鮮やかさが失われやすいです。
汚れが気になる方はグレー、淡いグリーン、ベージュ系を使用すると良いでしょう。
7つ目は、2色以上使用すると散らかった印象になる点です。
一般の住宅は3色か4色以上使用すると印象がうまくまとまらずガチャガチャした住宅になります。
外壁の色選びでは2色以内に収めましょう。
8つ目は、塗装できない部分との色合わせに注意する点です。
塗装できない窓のサッシや玄関ドアなどの色との組み合わせを考えましょう。
□家の付帯部分は何色にしたらいいのか
家の軒天や雨どい、雨戸、破風板はどのような色にすればいいのでしょうか。
軒天は外壁よりも薄い色にしましょう。
暗い色にしてしまうと中から見たときに外が暗く見えてしまいます。
雨どいはサッシか外壁と同じ色にしましょう。
アクセントに使用してもいいのですが、失敗を避けるためには同系色で溶け込ませるようにしましょう。
雨戸は住宅に統一感が出るようにサッシと同じ色にしましょう。
破風板は屋根の色に合わせましょう。
あえて屋根とも違う色を入れてアクセントカラーにしても場合もあります。
□まとめ
外壁の色選びを失敗しないための方法をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
今回紹介した点に注意して後悔のない塗装を行いましょう。
当社は、豊川市で広く塗装工事を請け負っております。
お客様から様々なお声を頂いております。
是非下記をご覧頂き、最善な選択にお役立てください。