サイディングの外壁の塗装は必要？豊橋市の外壁塗装業者が解説します！

みなさんの中に外壁素材にサイディングを採用されている方はいらっしゃるでしょうか。
最近ではサイディングにする方も増えてきています。
そこで今回は、豊橋市で外壁塗装をご検討の方に向けて、サイディングの外壁塗装について解説します。
ぜひ目を通してみてください。

□サイディングとは？

サイディングがどのような外壁素材かご存知ない方も一定数いらっしゃることでしょう。
どのような素材か分かれば、これから先、外壁の素材を変更するようなときでも、選択肢が増えますよね。
ここではサイディングが、どのような外壁素材であるのかをご紹介します。

サイディングとは外壁素材の一種で、セメント質と繊維質を主な原料とし、壁に貼って利用します。
板状になっているサイディングボードと呼ばれるものを壁に貼り付け、シーリング材でつないでいきます。

次に、サイディングのメリットについて4つご紹介します。

1つ目は施工期間が短くなることです。
サイディングは工場で生産されたサイディングボードをそのまま使用するため、他の外壁材に比べて施工期間を短くできます。

2つ目は材料費や工費などの初期費用が抑えられることです。
その理由は、先ほども紹介したように施工が簡単にできるため人件費がかかりにくいからです。

3つ目は火に強いことです。
特に窯業系サイディング材は防火外壁材ともいわれるほど火に強いことが特徴です。
建築基準法で定められた試験をクリアし、国から正式に不燃材料や純不燃材料として認められているため、信頼性があります。
そのため、近隣で火事が起きても被害を最小限に食い止められるでしょう。

4つ目はデザインが豊富にあることです。
色も白や黒、グレーといったシンプルなものからベージュや茶色までさまざまです。
そのため、自分の理想の家の外観に近づけやすくなりますね。
また、色だけでなく柄も、レンガ調や石積調、木目調など多岐にわたります。

サイディングは塗装するべきか分からない方もいらっしゃるでしょう。
もしかしたらサイディングの外壁は塗装が不要であると聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はサイディングも定期的な塗装が必要になります。
よく利用される窯業系サイディングは、吸水性が高いため、劣化が進行することで雨が染み込みやすくなってしまいます。

そのような状態を放置しておくと、壁や建物内部の腐食にもつながりかねないので、そうなる前に塗装をしておくと良いでしょう。
劣化がひどくなる前にメンテナンスをしっかり行っておくと、多額の費用をかけることもなくなります。

次に、サイディングの塗装をする時期についてご紹介します。

サイディングの塗装する時期は、一般的に築10年が良いとされています。
しかし、10年経っていなくても外壁の表面にチョーキング現象が起きている場合や色褪せや変色を直したいという場合は塗装が必要になるでしょう。

逆に外壁から雨漏りしたり、サイディングに大きなひび割れが入っていたりする際は、塗装だけでは間に合わないので外壁の張り替えが必要になります。

サイディングのつなぎ目部分であるシーリングにひび割れがある場合は、シーリングの打ち替えだけで十分なので塗装の必要はありません。

上記でサイディングの塗装を行うのは築10年が一般的であることをご紹介しました。
しかし、サイディングの種類によってメンテナンスの内容やその周期は変わってきますので、ここでは種類ごとのメンテナンス周期や耐用年数についてご紹介します。

まず紹介するのは、窯業系サイディングです。
これはセメントや砂が混ぜ込まれてつくられた外壁素材です。
コンクリートに似ており、新築住宅に一番使われるサイディングです。
塗装やメンテナンスを行う周期は8～15年ほどで、耐用年数は20～40年になります。

次に紹介するのは、金属系サイディングです。
主にガルバリウムやアルミを用いてつくられます。
金属加工がしやすい点が特徴です。
メンテナンスを行う周期は10～15年ほどで、耐用年数は20～40年ほどです。

最後は、木質系サイディングです。
木材に特殊な加工を施して外壁として機能させた素材です。
他のものに比べてメンテナンスが重要になります。
メンテナンスを行う周期は3～10年と比較的短めで、耐用年数は15～40年ほどです。

また、メンテナンスの内容に関しても種類によって異なるので、住宅に採用しているサイディングの種類を確認しておくと良いでしょう。

今回は、外壁塗装でよく用いられる外壁材のサイディングについてご紹介しました。
サイディングは価格と機能性のバランスが非常に良く、人気の外壁材であることがわかってもらえたと思います。
みなさんもぜひ外壁材にサイディングを採用してみてはいかがでしょうか。
本記事を参考にしてもらえたら幸いです。

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