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【東三河】遮熱塗料を夏に使うと室内温度は何度下がる?体感できる効果と費用対効果の実態

東三河|遮熱塗料|効果と費用対効果の実態

先に結論を申し上げます。一般的な戸建てで室温が下がるのは1〜3℃程度。「10℃下がる」ではありません。創業70年・自社職人直接施工の吉田塗装店が、遮熱塗料の実際の効果と、それが割に合う条件を正直にお話しします。

  • 創業70年・施工実績6,000棟以上
  • 一級塗装技能士7名在籍
  • ドローン無料診断
  • 訪問販売なし・相見積もり歓迎

結論|戸建ての室温は「1〜3℃」。屋根の表面は「15〜20℃」下がります

「遮熱塗料で室内が涼しくなる」という話を聞いて、この記事にたどり着かれた方が多いと思います。広告では「室温が10℃下がる」といった表現も見かけます。

塗装店として、正直にお答えします。

測る場所 遮熱塗料による低下の目安 補足
屋根の表面温度 ▲15〜20℃ 誇張ではなく、実際にこれだけ下がります
小屋裏(天井裏)の温度 ▲3〜8℃ 屋根のすぐ下。効果が最も届く空間
2階の居室の室温 ▲1〜3℃ 天井断熱を挟むため、ここまで来ると効果は小さくなる
1階の居室の室温 ほぼ変化なし 屋根からの距離が遠く、影響はごく限定的
📌 なぜ「屋根は20℃下がるのに、部屋は1〜3℃」なのか
今の住宅には、天井裏に断熱材が入っています。屋根から入る熱の大半は、すでに断熱材が止めているのです。遮熱塗料が減らせるのは、その断熱材をすり抜けてくる分だけ。だから屋根の表面でどれだけ大きな数字が出ても、居室に届く頃には1〜3℃になります。

この1〜3℃を「たったそれだけか」と感じるか、「エアコンの設定温度2℃分なら大きい」と感じるかは、お住まいの状況によって変わります。ここから先は、その判断ができる材料をお伝えしていきます。

図1|遮熱塗料の効果は、屋根から室内へ届くまでに小さくなる

夏の日射 遮熱塗膜 反射 ① 屋根の表面 ▲15〜20℃ 野地板 ② 小屋裏(天井裏) ▲3〜8℃ 天井の断熱材 ← 熱の大半はここで止まっている ③ 2階の居室 ▲1〜3℃ ④ 1階の居室 ほぼ変化なし

遮熱塗料は「屋根の表面温度を下げる」塗料です。室温を下げるのはその副次的な結果であり、間に断熱材がある以上、居室での効果は小さくなります。この構造を隠さずお伝えするのが、私たちの立場です。

なぜ広告では「10℃下がる」と書かれているのか

誇大広告だと断じるつもりはありません。数字の出どころが違うだけのことが多いのです。よくあるのは次の3パターンです。

① 「屋根の表面温度」の数字を出している

先ほどの表のとおり、屋根の表面なら15〜20℃下がります。これは事実です。ただし、それは屋根の話であって、部屋の話ではありません。「表面温度」と小さく書いてあるかどうか、確認してみてください。

② 断熱材のない建物のデータを使っている

倉庫や工場のような、折板屋根がむき出しで天井断熱がない建物なら、遮熱塗料の効果は室内までまっすぐ届きます。この場合は室温で2〜5℃下がることもあります。ですが、そのデータをそのまま戸建てに当てはめることはできません。

③ 実験用の模型(箱)で測っている

断熱材の入っていない小さな箱の上に遮熱塗料を塗り、内部の温度を測る実験があります。差は大きく出ますが、それはお客様の家の構造とは違います

⚠ 「遮熱塗料で室温が10℃下がります」と訪問販売で言われたら
その場で契約しないでください。何の温度の話なのかを確認するだけで、話は変わります。私たちは訪問販売を一切行っていません。突然お伺いして、大きな数字で契約を迫るようなことはいたしません。

本当の論点は「遮熱を買うか」ではなく「どうせ塗る屋根に、何を塗るか」

ここが、この記事で最もお伝えしたいところです。

「遮熱塗料は費用対効果に合うか?」という問いは、問いの立て方そのものが実態とずれていることがあります。なぜなら、遮熱塗料は単体で買うものではないからです。

屋根塗装が必要になるのは、遮熱のためではありません。塗膜が劣化して、屋根材を守れなくなってきたからです。そのタイミングで「どの塗料を使うか」を選ぶ。その選択肢のひとつが遮熱塗料である、というのが実際の順序です。

図2|同じ「遮熱塗装」でも、費用対効果はまったく違う

ケースA|遮熱のためだけに塗る 屋根はまだ塗り替え時期ではない 足場代 約15〜25万円 屋根塗装 約40〜80万円 遮熱のために払う総額 約55〜105万円 得られるのは 室温▲1〜3℃ → 電気代だけでは回収は困難 ケースB|塗り替え時期に選ぶ どのみち屋根を塗る必要がある 足場代 → どのみち必要 屋根塗装 → どのみち必要 遮熱のために払う「差額」 約5〜15万円 得られるのは 室温▲1〜3℃ → 判断は大きく変わる ※費用は30坪前後の一般目安。効果は同じでも、支払う金額が10倍違います

効果はどちらも同じ「▲1〜3℃」です。違うのは支払う金額。だからこそ「遮熱は得か損か」ではなく、「今、屋根が塗り替え時期かどうか」が先に来る問いになります。

💡 遮熱塗料の追加費用は、標準的なシリコン塗料との「差額」で考えてください
30坪前後の屋根で、シリコン塗料と遮熱塗料の価格差はおおよそ5〜15万円です(製品グレードにより変動します)。「遮熱に100万円」ではなく「どうせ塗るなら、あと10万円で遮熱にするか」——これが実際の判断です。

つまり、この記事をお読みの方が最初に知るべきなのは、遮熱塗料のスペックではありません。ご自宅の屋根が、今どういう状態なのかです。

  • まだ塗膜が生きている → 遮熱のためだけに55〜105万円を払うことになる。急ぐ必要はありません
  • そろそろ塗り替え時期 → 遮熱の追加費用は差額の5〜15万円だけ。検討する価値は十分あります
🔍 まず確かめるべきは「屋根が塗り替え時期かどうか」です
吉田塗装店では、ドローンによる屋根の無料診断を行っています。屋根に上がらず全体を撮影し、塗膜の状態・劣化の進み具合を写真付きの報告書でご説明します。まだ塗り替えが不要であれば、その旨を正直にお伝えします。遮熱をおすすめするのは、その後の話です。📞 0120-939-747(無料診断のご予約)

遮熱が「効く家」と「あまり効かない家」

同じ▲1〜3℃でも、体感の大きさは家によって変わります。ご自宅がどちらに近いか、確認してみてください。

遮熱の効果を体感しやすい家

  • 2階が明らかに暑い ── 屋根からの熱が居室に届いている証拠。減らせる余地が大きい家です
  • 小屋裏収納・ロフトがある ── 断熱材の外側にある空間なので、▲3〜8℃の効果がそのまま届きます
  • 天井断熱が薄い、または経年で劣化している ── 築年数の古いお住まいに多く、遮熱の出番があります
  • 屋根が濃い色(黒・濃紺・こげ茶) ── 熱を吸収しやすい色ほど、遮熱塗料に変えたときの差が大きくなります
  • 金属屋根(ガルバリウム・トタン) ── 熱伝導が速いため、遮熱の効きが出やすい屋根材です
  • 平屋である ── 屋根と居室の距離が近く、影響を受けやすい構造です

遮熱の効果を感じにくい家

  • 天井断熱がしっかり入っている(築浅の住宅など) ── すでに熱の大半が止まっており、遮熱が減らせる分が少ない
  • 主に1階で過ごしている ── 屋根からの距離が遠く、体感にはほぼつながりません
  • すでに屋根が明るい色 ── もともと反射しているため、変化の幅が小さくなります
  • 暑さの原因が窓・西日である ── 窓からの日射が原因なら、屋根を塗っても解決しません。遮熱カーテンや窓の対策が先です
📌「2階が暑い」の原因が屋根とは限りません
西日の当たる大きな窓、天井裏の換気不足、エアコンの能力不足——原因はいくつも考えられます。診断では屋根だけでなく、どこから熱が入っているのかを含めて確認します。屋根が原因でなければ、屋根を塗ってもお金は戻ってきません。それをお伝えするのも私たちの役目です。

東三河の夏に、遮熱が向いている理由

豊川市・豊橋市・蒲郡市を含む東三河は、夏の日射が強い地域です。加えて、近年は猛暑日の日数そのものが増えています。

東三河の気候特性 屋根への影響 遮熱塗料との関係
夏の日射が強い 屋根表面が60〜80℃に達することも 反射で下げられる幅が大きい=効果が出やすい
猛暑日が多い 熱が居室に届く日数が多い 効果を発揮する機会が年間を通じて多い
紫外線が強い 塗膜の劣化が早く進む 塗り替え周期そのものが早まる=選ぶ機会が来る
台風の通り道 棟板金の浮き・屋根材のズレ 遮熱以前に、まず屋根の健全性の確認が必要
海沿いは塩害(蒲郡など) 金属屋根の錆 遮熱より防錆・下地処理の優先度が高い場合も
📌 ただし、遮熱塗料は「屋根が健全であること」が前提です
棟板金が浮いている、屋根材が割れている、下地が傷んでいる——そういう状態の屋根に遮熱塗料を塗っても、涼しくはなりますが雨漏りは止まりません。優先順位を間違えないことが、結果的にいちばん費用を抑えます。

遮熱塗料の性能を、カタログどおりに出すために

遮熱塗料は「塗れば効く」というものではありません。効果を左右するのは、塗料そのものより施工の質です。

① 規定の膜厚を確保する(3回塗り・塗布量の遵守)

遮熱性能は塗膜の厚みがあって初めて発揮されます。下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りと、メーカーが定めた塗布量を守ること。塗料を薄めて塗り面積を稼げば、カタログの数字は出ません

② 下地処理を省かない

高圧洗浄、ケレン(錆落とし)、下塗り。ここを省いた塗装は、どんな高性能な塗料でも数年で剥がれます。剥がれた塗膜に遮熱効果はありません

③ 色を選ぶ(白・淡色ほど有利)

遮熱塗料でも、色によって反射率は変わります。白・淡いグレー・ベージュのほうが遮熱効果は高く、黒に近づくほど効果は落ちます。「遮熱塗料の黒」より「普通の塗料の白」のほうが涼しい、ということも起こり得ます。デザインとのバランスは、実際に色を見ながらご相談ください。

④ 定期的に汚れを落とす

遮熱塗料は光を反射することで熱を防ぎます。表面に汚れやコケが乗ると反射率が落ち、効果は年々目減りします。5年ごとを目安に、点検と洗浄をおすすめしています。

⚠ 見積書に「塗料名・塗り回数・塗布量」が書かれているか確認してください
「屋根遮熱塗装 一式」としか書かれていない見積書では、規定どおりに塗られるかどうかを判断できません。遮熱塗料は決して安い塗料ではありません。その性能を出せる工程が組まれているか、契約前に必ずご確認ください。相見積もり・セカンドオピニオンは歓迎です。

「まだ大丈夫ですよ、とお伝えして帰ることも、私たちの仕事です。」

遮熱塗料は、私たちにとって利益の大きい商品です。「10℃下がります」と言えば、契約はもっと簡単に取れるでしょう。それでも1〜3℃だとお伝えするのは、10年後にお客様が「話が違う」と思われることのほうが、私たちにとって大きな損失だからです。創業70年、豊川市で商売を続けてこられたのは、そうやってきたからだと思っています。

よくあるご質問(FAQ)

Q1結局、室温は何度下がるのですか?

A一般的な戸建てで1〜3℃程度です。屋根の表面温度は15〜20℃下がりますが、天井断熱を挟むため、居室に届く頃には小さくなります。

Q2電気代はどのくらい下がりますか?

A冷房の効きが良くなるぶん削減は見込めますが、戸建てでは劇的な金額にはなりません。「電気代の節約だけで工事費を回収する」という考え方はおすすめしていません。塗り替え時期に合わせて選ぶことで、初めて割に合う話になります。

Q3遮熱塗料とシリコン塗料の差額はどのくらいですか?

A30坪前後の屋根でおおよそ5〜15万円が目安です(製品グレードにより変動します)。屋根を塗り替えるタイミングであれば、この差額だけで遮熱を選べます。

Q4エアコンは不要になりますか?

Aなりません。遮熱塗料はエアコンの補助であり、代わりにはなりません。「エアコンなしで過ごせる」といった説明をする業者にはご注意ください。

Q5外壁にも遮熱塗料を塗ったほうがいいですか?

A屋根ほどの効果は出ません。夏の日射は上から当たるため、遮熱の効果は屋根で最も大きくなります。予算に限りがあるなら、屋根を優先することをおすすめします。

Q6効果はいつまで続きますか?

A塗膜が健全なうちは続きますが、表面に汚れやコケが乗ると反射率が落ち、効果は少しずつ目減りします。5年ごとの点検と洗浄をおすすめしています。

Q7色は自由に選べますか?

A選べますが、色によって遮熱効果は変わります。白・淡色ほど有利で、黒に近づくほど効果は落ちます。デザインと効果のバランスをご提案します。

Q8断熱塗料とはどう違いますか?

A遮熱は日射を「反射する」、断熱は熱の「伝わりを抑える」塗料です。夏の暑さ対策なら遮熱、冬の結露・冷え対策も含めるなら断熱の要素が効いてきます。

Q9屋根がまだ新しくても塗れますか?

A技術的には塗れますが、おすすめしません。塗り替え時期でない屋根に遮熱のためだけに足場を組むと、▲1〜3℃のために55〜105万円を払うことになります。次の塗り替え時期にお選びいただくのが合理的です。

Q10診断・見積もりは無料ですか?

Aはい。ドローンによる屋根撮影・現地調査・写真付き報告書・お見積もりまで、すべて無料です。訪問販売は一切行っていません。

まとめ|「何度下がるか」より「いつ塗るか」で決まります

  • 戸建ての室温が下がるのは1〜3℃。屋根の表面は15〜20℃下がるが、天井断熱を挟むと居室への影響は小さくなる
  • 広告の大きな数字は「屋根の表面温度」か「断熱材のない建物」のデータであることが多い
  • 遮熱のためだけに塗れば55〜105万円。塗り替え時期に選べば差額5〜15万円。効果は同じ
  • 2階が暑い・小屋裏がある・濃色屋根・金属屋根の家は、体感が出やすい
  • 効果を出すには規定膜厚・下地処理・色選び・定期洗浄。「一式」見積書では判断できない

遮熱塗料は、条件が合えば良い選択肢です。ただし、その条件の中心にあるのは「ご自宅の屋根が、今どういう状態か」という一点です。

「2階が暑いのは屋根のせいだろうか」「うちの屋根はもう塗り替え時期なのだろうか」——その段階のご相談で構いません。診断の結果まだ塗り替えが不要であれば、そのままお伝えして帰ります。まずは今の状態を知っていただくことが、いちばん確実な節約になります。

まずは屋根の状態を確かめることから

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監修|株式会社 吉田塗装店(愛知県豊川市) 昭和30年(1955年)創業・70年。施工実績6,000棟以上。一級塗装技能士7名在籍、下請けを使わない自社職人直接施工。豊川市・豊橋市・新城市・蒲郡市など東三河エリアで、戸建ての外壁・屋根から工場・倉庫の遮熱・断熱塗装まで手がける。Googleクチコミ4.6点(85件)。訪問販売は一切行っていません。

※本記事に記載の温度低減効果・費用・差額は一般的な目安であり、建物の構造・断熱状況・屋根材・屋根色・立地・日射条件・塗料グレードにより異なります。特に室温の低下幅は天井断熱の状態に大きく左右されるため、実際の効果は現地調査のうえでご説明いたします。記事内容は2026年時点の情報に基づきます。

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