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【豊川市の外壁塗装専門店が解説】なぜ「中塗り」と「上塗り」が必要なの?重ね塗りの重要性とは?

外壁塗装の見積書を見たときに、
「下塗り・中塗り・上塗り」と3工程が書かれているのを見て、
「なぜ2回も同じ塗料を塗るの?」と疑問に思ったことはありませんか?

実はこの“重ね塗り”こそが、塗装の耐久性と美観を左右する最重要工程です。
この記事では、豊川市で70年の実績を持つ外壁塗装専門店が、
「中塗り」と「上塗り」の違いと、その必要性をわかりやすく解説します。

 

🔶 「下塗り」「中塗り」「上塗り」それぞれの役割とは?

外壁塗装は、基本的に3つの層で構成されています。
それぞれの層が役割を果たすことで、外壁を長期的に保護します。

工程

使用塗料

主な役割

下塗り

シーラー・プライマーなど

下地と塗料の密着を高める

中塗り

上塗りと同等の塗料

厚みをつけ、ムラを防ぐ

上塗り

仕上げ塗料

美観と最終保護層を形成

簡単に言うと、
下塗り=接着剤中塗り=補強層上塗り=コーティングのようなものです。

🔶 「中塗り」と「上塗り」は同じ塗料?違いはあるの?

基本的には、中塗りと上塗りは同じ塗料を使うケースが多いです。
ただし、「役割」と「塗り方」に違いがあります。

 ●中塗り: 均一な塗膜厚を作るための層。色ムラや吸い込みを防ぎ、仕上げを安定させます。

 ●上塗り: 最終的なツヤ・色・耐候性を決める層。紫外線や雨風から外壁を守ります。

つまり、中塗りがなければ上塗りがムラだらけになるのです。

🔶 なぜ“重ね塗り”が大切なのか?

① 塗膜の厚みを確保するため

 外壁をしっかり保護するには、塗膜厚(塗り重ねた塗料の厚さ)が必要です。
 1回塗りでは塗料が薄く、紫外線や雨で早期に劣化してしまいます。
 中塗りを入れることで、メーカーが推奨する塗膜厚を確実に実現できます。

② ムラを防ぎ、美しい仕上がりにするため

 下地の吸い込みや色むらを均一に整えるのが中塗りの役目。
 もし中塗りを省くと、上塗りの発色が不均一になり、仕上がりが汚く見えることも。

③ 耐久年数を最大限に引き出すため

 メーカーが「耐用年数15年」と表記している塗料でも、
 中塗りを省略すれば実際には10年ももたない場合があります。
 塗料は「規定の塗膜厚」で性能を発揮するため、工程を守ること=寿命を守ることです。

🔶 実はよくある「手抜き工事」例

残念ながら、業界では「中塗り省略」がまだ存在します。
例えば——

 上塗りを1回しかしていないのに「2回塗り」と報告

 中塗りを希釈(うすめすぎ)して塗膜を薄くする

 乾燥時間を守らず、塗料が密着していない

こうした手抜きは、見た目ではすぐ分からず、2〜3年後の早期劣化として現れます。
吉田塗装店では、施工中の写真をすべて撮影し、3工程の証拠写真付き報告書をお渡ししています。

🔶 豊川市の気候だからこそ“重ね塗り”が重要

豊川市は、夏の強い紫外線と梅雨時期の湿度が外壁に大きな負担をかけます。
そのため、1回塗りではどうしても塗膜が早く劣化します。

特に南面や西面の外壁は日差しが強く、色あせやチョーキング(白化)も早い傾向に。
こうした環境では、中塗り・上塗りのW保護が欠かせません。

🔶 塗料メーカーも「3工程」を推奨

日本ペイント・関西ペイント・アステックペイントなど、
大手メーカーのすべてが「下塗り+中塗り+上塗り」の3工程を標準仕様としています。

理由は簡単。
1回でも省くと、カタログ通りの性能を保証できないからです。
そのため、メーカー保証を受けるには「正しい塗り回数」が必須条件となっています。

🔶 まとめ|塗り回数を守る=家を長持ちさせる基本

塗装は「ただ塗る作業」ではありません。
1工程ごとの目的を理解し、丁寧に仕上げることで初めて、
10年・15年後まで美観と防水性を維持できます。

「中塗り・上塗りをしっかり分けて施工するかどうか」
それが信頼できる塗装店を見分けるポイントです。

吉田塗装店では、豊川市全域で“3回塗りを徹底”し、
お客様にも工程ごとの写真を見て安心していただける仕組みを整えています。
外壁塗装をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

💡よくある質問(FAQ)

Q1. 中塗りと上塗りを同じ日に行ってもいいですか?
→ 基本はNGです。しっかり乾燥させてから上塗りを重ねる必要があります。

Q2. 中塗りと上塗りの色を変えることはありますか?
→ あります。色分けすることで、塗り忘れ防止や塗膜確認がしやすくなります。

Q3. 中塗りを省略しても見た目は同じですか?
→ 初期は同じに見えますが、数年でツヤムラや剥がれが発生します。

Q4. 中塗りはどのくらいの時間で乾きますか?
→ 季節によりますが、夏は3〜4時間、冬は5〜6時間程度が目安です。

Q5. 下塗りと中塗りの違いは何ですか?
→ 下塗りは密着・吸い込み防止。中塗りは塗膜厚と均一性を作る工程です。

Q6. メーカー保証は中塗りが省かれると無効になりますか?
→ はい。規定の塗り回数が守られていない場合、保証対象外になります。

Q7. 塗り重ねすぎると逆に悪いことはありますか?
→ 過剰に塗ると塗膜が割れる原因になります。3回塗りが最適です。

Q8. 中塗りの色ムラが見えるのは失敗ですか?
→ 乾燥中なら問題ありません。上塗りで完全に均一になります。

Q9. 下塗りだけでも塗料は定着しませんか?
→ 定着はしますが、耐久性・防水性は圧倒的に不足します。

Q10. 豊川市外でも依頼できますか?
→ 豊橋市・蒲郡市・新城市など、近隣エリアも対応可能です。

📍 まずはお気軽にご相談ください
株式会社 吉田塗装店
〒442-0884 愛知県豊川市光明町1-6-1(マチニワとよかわ前)
📞 0533-86-3797
📩 info@11160.com
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