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豊橋市で外壁塗装をしたい方注目!ラジカル塗料についてご紹介!

外壁塗装は紫外線で劣化すると聞いたことはありませんか。
近年、この劣化のメカニズムをつきとめ、劣化を防止する新しい塗料が開発されました。
皆さんは徐々に人気が上がっている「ラジカル塗料」をご存じでしょうか。
今回は、豊橋市にお住まいの方に向けて、ラジカル塗料とはどんな塗料なのかについて紹介します。

□ラジカル塗料とは

これまでの塗料は、ベースとして使用する材料によって、長所や短所が異なっていました。
この問題を解決すべく開発されたのが、ラジカル塗料でした。
塗装は太陽から照射されている紫外線や、雨風などに晒されることで劣化します。
この劣化のメカニズムを研究し、それに対抗するように設計された塗料と言えます。

ラジカル塗料に含有されている成分を、直接塗装場所に塗るのではありません。
これまでに使用されていたベースの樹脂に混合することで初めて使用できます。
任意のベース樹脂に混ぜられることは、つまり、どのような塗装場所でも対応が可能と言うことです。
なぜならば、塗装場所によって、最適なベース樹脂が異なってくるからです。

□ラジカル塗料の仕組み

まず「ラジカル」とは何なのでしょう。
光や熱などの刺激によって、もともとの物質が分解して、新たに非常に高活性なラジカル物質を生みます。
発生したラジカルは、非常に活性が高いため、近傍に存在する他の物質を破壊します。
この現象が繰り返し発生することで、外壁塗装の劣化が進行しますので、ラジカルの発生を防ぐのが劣化を抑制するために重要であることがお分かりいただけるでしょう。

実際の外壁で、紫外線を吸収してラジカルを発生させる原因となっている物質は酸化チタンであると言われています。
酸化チタンは、塗料に含まれる白色顔料に由来して発生します。
塗装の経年劣化により塗料から酸化チタンが浮いてくるでしょう。

ラジカル塗料は、先述したメカニズムで発生したラジカルをトラップする機能を持っています。
ラジカルを抑制する物質は、これもまたチタンを使ったものです。
この時のチタンは、酸化チタンが発生させたラジカルを捕捉して、影響を止める働きがあるでしょう。

また、光安定剤も別で含有されており、同じように発生したラジカルを捕捉する役割を果たしています。
チタンと光安定剤の技術を応用することで、耐久性の高い塗料の実現が可能となりました。

□ラジカル塗料を使用するメリットとデメリット

ラジカル塗料が、外壁塗装の劣化を防ぐための最新の技術であることは分かりました。
それでは、実際にラジカル塗料を使用する際の、メリットとデメリットを解説します。

*ラジカル塗料を使用するメリット

チョーキングが起きにくいことが挙げられます。
チョーキングとは、外壁が劣化してくると、体壁表面に白い粉が現れる現象ですので、チョーキングが見つかると塗装をやり直す必要があるので注意しましょう。
この時の白い粉は、塗料に入っていたチタンが空気に晒されることで発生するものです。
ラジカル塗料にすると、この現象が抑制できるので、高い耐久性能を持つ塗料として売り出されています。

コストに対する効果が高いこともメリットの1つでしょう。
耐久性能が同じくらいであると言われているフッ素系の塗料と相場を比べると、現時点でラジカル塗料の方が安価で手に入ります。
比較的安価で高い耐久性を体感できるので、人気が出てきている秘訣が理解できます。
高い耐久性であることから塗料の塗り替えのスパンも長くなり、管理費用も安価になるでしょう。

塗装したい場所を幅広く決められることもラジカル塗料の良い点です。
先述したように、塗装に使用する樹脂にラジカル塗料を混ぜて使用します。
塗装したい場所ごとに適した樹脂を使用しながら、そこにラジカル塗料を塗れるので、使用する際の自由度は高いと言えるでしょう。

また、ラジカル塗料は塗装した時の光沢の持ちが優れていると言われています。
外壁の劣化でまず目にしやすいものは、外壁の光沢が無くなってきていることでしょう。
しかし、ラジカル塗料を使用すれば光沢を保ったまま長い期間を過ごせます。
早期の劣化に繋がる恐れがあるので、塗装した際につや消し剤を使用しないことをおすすめします。

*ラジカル塗料を使用するデメリット

まず、新しい技術であることから、施工事例がまだ少ないという現状があります。
そのため、参考にできるデータが少ないことがデメリットとなり得るでしょう。
耐用年数は10年以上と言われているものの、2015年に販売が開始された塗料なので、実際に外壁が劣化しないまま持続するかが分かっていません。
それにも関わらず、大きな期待を持たれているのも事実です。

塗料の色として、濃い色を使用できない可能性があることも挙げられます。
一方で、白色の顔料を含有しない塗料であれば、チョーキング自体しないので、あえてラジカル塗料を使用しなくても良いかもしれません。
塗装する際には、専門家に相談して使用するかどうかを選択するようにしましょう。

以上のようにメリット、デメリットがありますので、ラジカル塗料を検討される方は参考にしましょう。

□まとめ

今回は、豊橋市にお住まいの方に向けて、ラジカル塗料とは何かを紹介しました。
新しい塗料なので施工例が少ないものの、外壁の劣化を防ぐ技術として期待ができます。

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